心理学において「デコーディング能力」というものがあります。
相手のしぐさ、態度、手紙などを通して、相手の感情、意図を読み取る力をいいます。
女性はこの能力にとても優れています。
そのため女心は些細なことにも敏感で移ろいやすいのかもしれません。
女性は男性に比べて、友達と手紙交換したり、メール交換したりする量がとても多いです。
これは手紙、メールをやりとりすることでこのデコーディング能力によって、相手の気持ちを読み取り、つきあいを深めていきたいという思いから起こる行動なのです。
女性は、ラブレター、メールを大切にします。
そのため男性からメールで情熱的な告白を受けたら、ドラマの主人公であるかのように、重く真剣に受け止めます。
恋愛対象ではなかった男性からのものでも、その手紙、メールの内容について思いをはせます。
ラブレター、メールを男性からもらうと感激する、男性より女性の方がその心理がかなり強く働くようです。
男性の場合、そんなに好きでもない人からこういったメールをもらったら「うれしい」とは一瞬思うでしょうがそれだけです。
心底動揺することはありません。
しかし女性の場合、そんなに好きでもない人だとしても、こういったメール、手紙をもらったら心底同様します。
恋愛対象とその人を見られるかについて、真剣に考えます、それが女心です。
こうしたことから、心理学的に、男性より女性の方が、かなり感受性は豊かであることがわかります。
男性はつきあっている女性が今何を感じて、何を思うのか、よくわからないと言います。
それは女性が送り続けているサインに気が付けないからです。
ふとした言葉、しぐさ、態度、ボディランゲージなどで女性はその思いを男性に伝えています。
男性は、それに気づき、読み取ることができないのです。
女性は感受性が豊かなので読み取ることができます。
そのため男性にも同じように、わかるだろうと思ってしまうのです。
このすれ違いによって、男心、女心に大きな違いが生まれるのです。
関連記事
トラックバック
トラックバックURL