恋愛小説を理解するための9冊
恋愛小説 切れると光る
彼と私は本当にお互いを二分した存在です 彼を独占したくて振り回したくて 私だけの世界に留めておきたくて 私だけにたった一つの愛をすべて注いでほしくて 何よりも私だけを選んでほしい 実際に私はこれを望んでいるし 求める相手からはこうであってほしいと願っています だけど、これは私の願いであっても私のものじゃない これこそがツインレイである彼の本当の願いのように思えて仕方ないのです だって私は彼の過去の恋愛遍歴を聞いた今 やっぱり彼の行動をいいなと思ってしまっているんです 過去記事(ツインレイ✾自己を統合するための分離期間)でも書きましたが ” 何からも縛られず自由に 自分のやりたいこと、気持ちいいと感じることのすべてを自分の力で叶えてきていた彼は 私の欲しいものすべてを持っていた ” 私は彼に欲情しているんです 狂ってるなと、自分でも思います だけど純粋に彼だけが欲しいと心が欲してる 彼が愛するということを恐れていて 愛を開いてしまったら二度と閉じることができないから もしも相手を失ってしまったら そう思うと自分が傷付くことがなによりも怖くて 失うことで苦しみ絶望するのが怖い 彼は自分で気付いているようで気付いていないけれど 彼の愛はとても繊細で深い 私が望む愛そのものの形を持っている 結局私たちの関係性にまるで答えがでないまま 別れ際── 私の前から急にいなくならないで つと、私の口を突いて出た言葉 その時はこれが私の心の声だと思っていました もちろんそうなんです、間違いないんです だけど違うんです これを口にしたあと、彼はしばらくじっと私を見つめて 分離後初めて私に触れてきます それも両手で強く顔を包み込んできて キスされる勢いで顔を近付けたかと思うと、俯く私の顔を力尽くで自分の方へ上げようとしてきました だけど私は無意識に拒絶していて 当然目なんて見れなかったし、反発していました そのあと苦笑した声音とともに上から降ってきた言葉は 「ここで無理やり襲ったら、おれのこと嫌いになる?」 「なるわけない」 「なんで、、苦笑」 「簡単に嫌いになれたらこんなにも苦しまない」 と、私は即答していました なんだかどこぞのドラマの世界というか恋愛小説に出てきそうな会話で 書き出してみるとむず痒さが出てきますが なんで心と裏腹なことを聞いてきて私の真意を聞き出そうとしてくるんだろうと思いました 何をそんなに怖がってるんだって思ってしまいました
だからあれは私の気持ちであってあなたの気持ち ” 急にいなくならないで ” 私の言葉はあなたの気持ち あなたの言葉は私の気持ち なにもかもが一つでしかない 涙が溢れてくる あなたへのとてつもない愛しさに たった一つの愛が持つ心地よい深さに 私はあなたの前からいなくなったりしない どこにも行ったりしない それを私がこれから命懸けで証明してあげる あなたが向ける私への愛に気づいて欲しいから 愛し愛されることの尊さも 愛し愛されることがどれほど幸せなことか 元々は私たちは一つでしかないということも 私をこうさせるのはあなた あなたが望んでいること あなたが望む私本来の輝きであなたを照らしてあげる だけどそこには あなたがいないと成立しないということもどうか伝わりますように 私はここにいる ずっとここにいる あなたの視界の中で自由に翼を広げて 手の届く場所でずっと輝き続けて ずっとあなたとたった一つの愛に包まれていたいから